システム導入前
すでに、基幹となる業務システムが稼動していた会社で、システムの機能の範囲を超えるデータの処理を行う必要が発生した。
また、データの保守メンテナンスを、経理担当者が容易に行えるようにする必要があった。
通常はこうした場合、基幹業務システムの機能追加を行う必要があるが、そのためには多額の改造費用が発生してしまうので、あきらめていた。
システム導入後
通常のOracleやSQL Serverといったデータベースを対象とした汎用的なデータ処理ツールを導入したことで、ほとんど費用をかけずに、必要な処理を確実に行うことができるようになった。
●H社では、社長から経理関係の新規の集計資料を提出するように指示されたが、汎用データ処理ツールを利用することで、速やかに対応することができた。
●J社では、お客様アンケートの集計など、非定型の作業をこのツールを利用することで実現でき、あたかも専用のシステムを開発したのと同様の効果があった。
●K社では、通常の定型の会計帳票に加えて、詳細のデータ資料を出力する必要があったが、基幹システム自体を変更することなく、詳細のデータ資料を出力することができた。
●L社では、過去の荷物のデータ分析から、今後の配送計画を作成するシミュレーションが、汎用データ処理ツールを利用することで、ほとんど費用をかけずに実現できた。
また、汎用データ処理ツールでは、データ処理結果を指定されたEXCEL帳票に出力できるので、これまで使用していたEXCELの書式をムダにすることなく、活用することができた。
費用
1表につき、通常数万円から10万円程度の費用のかかる集計帳票の追加が、数千円程度の作業工数で実装できた。
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